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ピアノの練習方法


ピアノの練習はゆっくりすることが大切


どんな曲を練習を始めるにもゆっくり練習することはとても大切です。

右手の練習左手の練習をせずに

ダイレクトに両手で合わせてしまうと

メロディーと伴奏が同じ音量で

ぶつかり合うように弾き合い

いくら練習量を重ねても

 

美しく弾くことから遠ざかってしまいます。

多くの方は速く弾くことに夢中になりがちです。

その結果ミスタッチが癖になってしまい

その癖から抜けることができなくなり練習が嫌になってしまったり

腕に余計な力が入ってしまって

指を痛めたり腕が疲れたり最後には

耳が音に疲れてしまうことにもなります。

 

自分ではゆっくり弾いているつもりでも

それはゆっくりではないことが多くの生徒さんに見られる傾向です。

実はゆっくり練習することは難しいんです。

ただ曲をゆっくり弾くだけでは

実際の演奏に必要な動きはつかめません。

フレーズが切れていたり次の音への動きが頭に入らず

 

どこを弾いていたのかわかなくなってまた速度が上がってしまいます。

 


ゆっくり練習するとはどういうことか


 

ひとつひとつの音と指の動きを確認しながら頭に入れていく作業の積み重ねです。

それがめんどくさくて難しい。

どんな曲でもその曲をスローモーションで再生しているような感じで

次の動作へと動く練習がゆっくり練習する。ということになります。

とまったり、途切れたり、弾きなおしがない弾き方。

無駄な動きをしていることが発見でき、どのような動きにすれば

次の音への移動がスムーズにできるかが発見できると思います。

このような練習を重ねることによって

暗譜も確実にできるので同じ練習時間でも

中身の濃い練習方法になります。

これができるようになると譜読みが速くなりミスタッチも少なくなってきます。

次のステップは

少しずつ速度を上げて行くこと

メトロノームでいうと

60から65・70・といったように速度調整をしてみる。

スローモーションで練習してきた成果が出てきて

理想の速度で演奏できるようになります。

練習時間を決めるのも大切ですが

少しずつ区切って細かく練習し

一小節ずつつなげていくと

全体の曲の構成もより理解できるようになります。

このスローモーションで弾く練習方法は

どの曲にも効果的で複雑なポピュラーのリズムを刻むときにも

クラシックで速いパッセージを弾く時にも

効果を発揮することができるので

遠回りな練習のように見えて実はこの練習方法が

曲の仕上がり具合は早かったりします。

是非試してみてください。

 

間違った練習は

次の音を確認しないでガチャガチャいろいろな音をだして

『当てもの』のようにしてしまうこと

小さな子どもにも多く見られる間違った練習方法です。

たくさんの量を弾くことも大切ですが

無駄に回数を重ねただけでは遠回りをしていることにもなりますので

正しい練習方法で直実に進んでみてください。